メカっぽさ抜群シャープペン、OHTO『スーパープロメカ』。

OHTO製図用シャープペン『スーパープロメカ』
『スーパープロメカ』は、OHTO(オート)という会社から発売されている製図用シャープペンの最上位機種。正確には『スーパープロメカPM-1500P』シリーズといって、芯径のラインアップは0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmの5種類あります。
芯径によってカラーリングが変わり、0.3mmはイエロー、0.4mmはグリーン、0.5mmはブラック、0.7mmはブルー、0.9mmはブラウン。
0.3 0.4 0.5 0.7 0.9
僕は0.4mmを愛用しているので、今回は0.4mmでご紹介しますね。
『スーパープロメカ』4つのギミック
『スーパープロメカ』には4つのギミック(仕掛け)があって「あなたはこれを使いこなせるか!! 究極のメカ搭載シャープ」と、ちょっと挑戦的なキャッチコピーがパッケージに入っていた紙に書いてありました。
4つのギミックをご紹介していきます。
①ガイドパイプ調整機構
- ガイドパイプ収納時
- グリップを回すとガイドパイプが出てきます
ローレット加工のグリップを回すと先端からガイドパイプ(ペン先)が出てきて、0〜4mmの長さで調整できます。製図用シャープペンは定規やテンプレートを当てやすく、視界を広くするためにガイドパイプは4mmくらいが一般的。ですが、一般筆記に4mmは長過ぎると違和感をもつ人もいるため、無段階に調整できるようにしたと思われます。
また、ガイドパイプは繊細なので収納しておけば、携帯時や万が一落としても破損することなく安心です。
②芯送り出し調整機構
- 芯送り出し調整機構
- ギザギザ部分を芯のイラスト方向に回します
グリップの上にあるギザギザのパーツを回すと、1回のノックで出る芯の長さが0.2〜2mmの間で調整できます。出したい芯の長さは人によって違いますから、自分の好みの長さに調整しておくと便利です。
③芯硬度表示固定機構
製図用シャープペンでは一般的な芯の硬度表示ですが、使用中に表示がズレたりしないように、ネジでしっかり固定できるようになっています。B〜4Hまで表示できます。
④クリップ簡単脱着
- クリップ部分を分解
- クリップを外した状態
『スーパープロメカ』のクリップは、ネジで固定するタイプ。そのため、軸の表面をキズつけたりすることなく、クリップの脱着が簡単にできます。
主なスペック
全長 | 151mm |
軸径 | Φ8.3mm(最大径:Φ10.5mm) |
重さ | 19g |
材質 | 軸・グリップ:アルミニウム/クリップ:SK材/口金:真ちゅう |
芯径 | 0.3mm/0.4mm/0.5mm/0.7mm/0.9mm |
特徴 | ガイドパイプ調整機構/芯送り出し調整機構/芯硬度表示固定機構/クリップ簡単脱着 |
本体価格 | ¥1,500(税別) |
僕の個人的感想&まとめ
ゴツゴツした印象と19gあるので重いかなと思ったけど、それほど重く感じませんでした。ローレットは浅めなので、深いローレットが好きな方には不満かもしれません。
芯送り出し調整機構の部分が細くて壊れやすそうなのと、重心バランスはもっと下にあったほうが良かった気がします。
クリップが簡単に脱着できるのはとても良く、僕はクリップが手に当たって気になるので外しました。下にいるネコちゃん(sora店長!?)が持ってくれている状態で使っています。
それにしても、これほどギミックを搭載したシャープペンはめずらしいうえ、このメカメカしさにはロマンを感じます。コレクションに加えたくなる逸品です。
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